花の舞 熟成梅酒
〜4年の歳月が育んだ甘美な花の蜜〜
「花の舞 熟成梅酒」は花の舞こだわりの純米梅酒を4年間貯蔵し熟成させた至極の1本です。
上品で柔らかな酸味と甘さがあり、熟成により甘旨味がより一層引き立った梅酒に仕上がっています。
花の舞の梅酒のこだわり
花の舞のお酒のこだわりは全て静岡県産であり、
当然梅酒も地元の南高梅のみを使用し、贅沢な配合比率で仕込んでいます。
多くは語れませんが、ご家庭で造る梅酒に近いものがあります。
花の舞の梅酒仕込みは梅雨入り前に始まります。
梅酒と言えばホワイトリカーベースを思い浮かべる方も多いと思いますが、
花の舞は自慢の「純米酒」をベースに仕込みを行います。
当然やみくもに純米酒を使えば良いと言う訳では無く、
梅酒に最適なスペックの原酒を使用します。
選ぶ基準としては、地元の梅や蔗糖との相性を考え、
酸度やアミノ酸度を考慮しながら、その年の仕込みに使用する原酒を選択します。
仕込みに使用する梅に関しては静岡県産の南高梅を使用しますが、
山田錦を栽培して頂いてる農家さんの梅も使用しています。
毎年収穫後直ぐに花の舞に届く梅は丸々と大きく、
青や黄色に色づいた梅は甘酸っぱく爽やかなアロマを放ち、
梅雨に入りかけてのアンニュイな気分を払いのけてくれ、
梅酒仕込みの鼓舞をしてくれる様です。
実際に手に取ると大きくゴロゴロとしており、
硬さの中にも柔らかさがあり、瑞々しさを掌で感じ取れる不思議な感覚があります。
まるで果樹園で自らの手で捥いでいる気分になります。
素晴らしい梅酒になるようにと期待を込めて、
浜松産の氷砂糖と共にお酒に漬け込みます。
そして梅酒の肝と言える熟成に掛かります。
この段階では人の手は加えられませんが、2年間掛けて梅酒を熟成させます。
ゆったりとタンクの中で時を重ねさせた梅酒は美しい黄金色を纏い、
まるで洋酒の様な気品あるアロマを生み出します。
滑らかでとろける甘みは、梅由来の酸味や純米酒の旨味と渾然一体となり、
豊かなアンサンブルを奏でてくれます。
これが花の舞の梅酒の基本となります。
今回、販売する梅酒はこの梅酒よりランクの高い【4年熟成梅酒】です。
出来の良いヴィンテージの梅酒を瓶で貯蔵し、4年という時が完成させた至極の1本です。
梅酒の刻を是非体験して頂ければと思います。
味わい
滑らかに広がる優美な甘さは、4年の歳月が育んだ甘美な花の蜜と言えます。
上品で柔らかな酸味は甘さと混じり合い、飲み手を優しく抱擁します。
後半に現れるほろ苦さは適度で心地良く、
熟成による円熟した甘旨味をより一層引き立てます。
余韻はやや長く、甘くほろ苦い味わいをゆったりと楽しめます。
熟成からくる味わいなのか、優しく包み込む
深みのある甘みと酸味、飲み手を優しく見守る様な苦味が慈悲深さを与え、
やや長めの余韻は長い旅路から戻る者を迎え入れる温かさを感じさせます。
現在から過去を顧みるこの酒の味わいは、「懐愁」という言葉が相応しいです。
おススメのペアリング
〜チーズと合わせて楽しむ〜
クリームチーズ、フルーツチーズ、カマンベール、ミモレット等の
チーズがおススメです。クラッカーと合わせるとさらに良いです。
梅酒にハチミツのニュアンスがあり、深い甘みと酸味はチーズの味わいを
マイルドにさせながら、コクと一体化して深いマリアージュを生み出します。
花の舞 熟成梅酒
原材料名 |
日本酒(米(静岡県産)、米こうじ(静岡県産米))、梅(静岡県産南高梅)、しょ糖 |
アルコール度数 |
14.0% |
エキス分 |
15% |
保存方法 |
冷暗所にて保存
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内容量 |
720ml |