花の舞 純米 ほんみりん
酒蔵が作った純米本みりん
静岡県産米100%の米焼酎と米と米麹だけで作られた純米本みりんです。
お料理はもちろんですが、そのままでも飲んでいただきたい美味しいみりんです。
地元の米、水、人で造り上げる甘美な一献
花の舞はこだわりの日本酒やリキュール、スパークリング酒を主体として造りを行ってきましたが、この度新たな試みとして、伝統的なリキュールとも呼べる【本みりん】を造りました。
みりんの発祥は諸説ありますが、江戸時代から飲まれていた甘口の高級なお酒でもあります。
カラメルの様な香ばしい香りと、米から出来ているとは思えない奥深い品のある甘さを楽しめます。
飲んでも楽しめ、料理に活かせば照りと味わいを与えてくれます。
かつて体験したことがないであろう「甘美な一献」をお楽しみください。
造りのこだわり
花の舞の本みりんは本みりんの中でも【純米本みりん】というジャンルになり、
米と米こうじ、米焼酎だけを使用して造っています。
シンプルな3つの素材だけですが、それぞれにこだわりがあります。
掛け米
静岡県産のうるち米を全量使用。精米歩合は60%
一般的な本みりんで使用する米は「もち米」ですが、花の舞の本みりんは日本酒造りにも使用する「うるち米」を使用しています。
また、精米を60%まで行うことで、雑味が無く、品のあるまろやかな味を演出出来ます。
米こうじ
掛け米と同じ静岡県産のうるち米を使用した米こうじ。精米歩合60%。
吟醸造りにも使用しているこの麹は、米を溶かし、甘さを与える酵素を豊富に持ち、掛け米の持つ適量のタンパク質を分解しアミノ酸に変換することで、
みりんの味わいに奥行きを与えてくれます。
米焼酎
自社製造の焼酎をベースとして使用しています。
この焼酎は当店でも販売をしている【麁玉の里】を使用しています。
地元契約農家様の山田錦等を原料にしたこの焼酎は、クセがなく、仄かな甘さときょうかい9号由来の青リンゴ様の
爽やかな香味があるのが特徴です。
この酒をベースにすることで、溶けだした米の甘さと旨味を堪能しながらも、品のある味わいを生み出せます。
焼酎は単式減圧蒸留で蒸留をしているので、ベースの主張は少なく、みりんの黒蜜の様な芳しい香りも引き立てます。
このみりんの香りや味わいが出せるのも、この焼酎があればこそです。
花の舞 本みりんは【米・米こうじ・米焼酎】が三位一体となって織りだしています。
味わい
グラスに注ぐと深く輝きのあるアンバーの色合いが美しい。
その琥珀色の装いはまさに熟成から成り立ち、口にする前から思わず見とれてしまう。
香りは黒糖、黒蜜、カラメル、メープルシロップ等、芳醇な甘いアロマが立ち上がる。その中に焼酎で使用している9号酵母の特徴である
青リンゴの香りもわずかに感じられる。
味わいは蜜系の奥深い滑らかな甘さが主体で、後半に僅かな苦味があるが、それが適度なキレとして存在する。
余韻は長く、みりんの本質である甘さをゆったりと楽しめる。
飲み方
ストレート:食後酒として楽しめます。
ロック:和菓子との相性が良く、酒を冷やすことができるので、食後酒にも使用できます。
ソーダ割り:お好みの量の炭酸水を加えて頂き、さっぱりと楽しめる。
グラスに氷を入れたり、レモン果汁を加えるなどのアレンジも楽しめます。
おすすめのペアリング
【クリームチーズと佃煮のカナッペ】
チーズに糖が加わる事で、動物性タンパク質の旨味に甘さが入り、味わいに厚みが加わります。
クラッカーの塩気がキレ味を演出し、佃煮の甘旨味はみりんの深い甘さと同調して、互いの味わいを引き立てます。
佃煮の味もより美味しく感じます。
【葛切り、どら焼き、カステラ等の和菓子】
葛切りは黒蜜の代わりにみりんを用いると、黒蜜だけでは表現できない奥深い味わいを楽しむことができます。
飲む以外にも、ブルーチーズと一緒に味わったり、バニラアイスやフレンチトーストにかけたりと、ハチミツの代わりに使用しても楽しめます。
原材料名 |
米(静岡県産)、米こうじ(静岡県産米)
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精米歩合 |
60% |
アルコール度数 |
14% |
保存方法 |
冷暗所 |
内容量 |
500ml |
特記事項 |
原料由来の成分が沈殿する事がございますが、品質に影響はありません。 |